2016年8月9日火曜日

サマーキャンプ2016に行ってきました!

韓青の夏といえば、サマーキャンプ!というわけで(雑)、「第50回韓青全国統一東日本夏期講習会」が8月6日(土)から7日(日)まで静岡県御前崎市で開催されました!韓青東京も東日本なのでこちらに参加してきました。ほかは愛知県本部と三重県本部が参加しました。

サマーキャンプは講習会、と名の通り在日コリアンに関わる講演や在日同胞青年同士で話し合ったりするのがメインですが、それだけじゃつまらんだろうというわけで海近くでの開催になってます。今年はさらに夜近くの公園で花火大会があるというのでそれにも行こう!という遊びと学びの二刀流な企画です。

運転姿勢が良い
さっそく自動車で出発します。静岡も近いようで遠いので朝早く集合してドライブ。渋滞につかまりながらもやや遅れくらいで到着しました。車内で寝て起きたら目の前が海!みたいなドッキリ感がありました。

口に含んだ時に撮った写真だなコレ
既にお昼時になっていましたのでまずはお昼ごはん。海での昼メシといえばやっぱりカレーだよねというわけでカレーです。韓青のキャンプ、大体昼食カレーだな。海をバックにすると非常にCMっぽい。

ギターは最初だけだった
腹も膨れたらいよいよ始まります。開会式が開始の合図。まずはノレ(노래=歌)を歌ってテンションを上げます。何かあるごとに歌って、普段知らない韓国の歌を覚えられるお得な企画です。今回はハンバンド(한반도)の날자2(ナルジャ2)を歌いました。アップテンポな曲だったので盛り上がります。

なんでもうビーチボール持ってるんだ
あとは1泊2日の間グループで行動するのでその班と、リーダーとなる班長と副班長の発表がありました。誰がどこの班になるのかお楽しみの瞬間です。

メン・イン・ブラックかよみたいなサングラス×3
で、その後お待ちかねの海へ。近くの海浜公園がめちゃめちゃ広くてイイカンジでした。パノラマです。天気も一刻もはやく海に飛び込みたくなるような快晴です。ダイソーだったらザ・夏だなという感じの海です。

旗を先に取った奴が最強
海ではレクリエーションとしてビーチフラッグ対決をやりました。海といえばだけど実際あんまやらない遊びの代表格だと思うんですが(そもそも旗とか持ってないし)、韓青のキャンプだとできちゃいます。自己実現だ。

本気すぎるダッシュ
スタートの合図とともに猛ダッシュして旗を取り合います。ただ早い者が勝つというシンプルかつ明瞭なルールが参加者を熱くさせます。よーいドンで秒殺で決着が着く、班から代表者が出場するなど、運動会的な盛り上がりが確実にあります。

走った直後のクイズ、東京フレンドパークばりの要求
そして勝者は2日目の韓国料理体験での具材を選べるという特典があります。食材をかけて戦った戦士達を待ち受けるのはハングルで書かれたカードです。せっかく勝っても単語が分からなければ意味が薄くなります。ここでウリマル(韓国語)の力が試されるという、知力・体力・瞬発力の総合力が重要なレクリエーションとなっていました。

友情と努力と勝利のP's
その後、それぞれの班で夏っぽくて楽しそうな写真を撮ろう!という企画が続きました。こちらは韓青が取り組んでいるP'sキャンペーンのロゴを人文字で表したというもの。ちゃんとP'sに見えます。

民族、政治、生活との距離感、繋がりを知ろう
その後も自由時間で遊んだりしながら、今度は講演企画です。講習会ですからね、お勉強タイムです。
今回は中央委員長から「民族的に生きるとは」というテーマで講演がありました。個人がどう生きるかを考えるときに、社会や政治、民族といった問題はそれぞれの生き方の選択に確実に影響を与えています。今在日同胞が置かれている状況下で個人の生き方をまっすぐ進めていくためには、社会や政治との繋がりをきちんと捉えて行動していくことが大事というような話をされました。
海からあがってお風呂入ってもう寝るかぁ!ってなるようなタイミングでしたが、みんなしっかりと聞いていました。

みんな真面目に語り合う
で、それ聞いてどう思った?というようなのを班ごとに話し合いました。これもまた講習会のメインでもあります。それぞれ思いの丈をぶつけたのではないでしょうか。班長や副班長がリーダーとして話をまとめます。

海の近くだけあって海鮮が美味しい
もうエネルギー使いきっただろうというところで晩ごはんです。舟盛りです。お皿が船の形になっているだけでこの圧倒的高級感。もう皿という皿を全て船の形するべきでしょう。実際見た目に負けないくらい美味しかったです。ご飯と汁物はおかわり自由なので一部フードファイターみたいな食べ方をしていました。サマーキャンプのご飯はハズレがないなぁ。

最高
夜も暗くなり、いよいよ花火大会が始まりました。のでそのまま会場の公園へ。お昼に海水浴をしたところがお祭り会場になっており、屋台もたくさん出て、花火もバンバンあがりとても良い雰囲気。班ごとに自由行動だったのでそれぞれ猛烈に楽しんでいました。花火も近くで上げているため大きく見えて綺麗でした。

自分史の中の1エピソードを語る
もういいだろうというところですが、ここからさらに決められた代表者が自分が在日コリアンとして生きてきて、在日同胞で良かった!というエピソードを語ってもらうディスカッション企画がありました。全体講演では社会や政治という話が多かったですが、これは等身大の意見が聞ける企画です。韓青東京からも代表者が出て、最初の一発目を勢い良くやってくれました。当然終わった後は班ごとに話し合いがあり、そのまま話し続けてこの日は就寝です。

THAAD配備の問題なんかも触れる
翌朝、中央本部から講演・行動提起がありました。9月、10月と在日同胞青年にとって大きなイベントが続くのでその話もあったり。

飛ぶタイミングがわかりづらかった
これで全体の企画が終わり、閉会式を行いました。最後の最後は輪になって課題曲を歌います。最後は曲名の通り飛ぼう!ということになってみんなでジャンプ!レッドブルがなくて韓青なら飛べます。

そもそもチヂミとは?タッカルビとは?
最後の最後、せっかく在日同胞が集まっているのだから、自分の民族の文化にも触れたいわけです。そしてお腹も減っている、ならば韓国料理体験だ!という皆幸せになる企画です。今回はチヂミとタッカルビです。まずはそれぞれの料理の由来などをお勉強。雨の日はチヂミを焼くといった伝統なども知ることができました。

普段料理してるかどうかがモロバレ
チヂミの方は中に入れる具材をビーチフラッグの結果で獲得していきましたから、盛り上がります。チヂミとは縁遠い食材も一部混ぜておいたのですが、意外と悪くなかったり、班ごとにバリエーションができて楽しかったです。戦いが終われば友とばかりにチヂミをトレードして楽しむ姿は実にオリンピックです。

ホットプレート大活躍
チヂミもタッカルビもホットプレートがあればできるので家や各本部でも楽しめますね。タッカルビも実行委員中心に作りましたが美味しく出来ました。
皆笑顔で作って食べて飲んで、お昼終了後に各地域に帰っていきました。

静岡だからか抹茶味押しでした
帰りは暑いし事故渋滞にひっかかるし少々大変でしたが、無事東京に戻ってきて解散しました。写真はパーキングエリアで食べたソフトクリーム。アイスやかき氷が美味しい夏らしいキャンプでした。参加した人はそれぞれ在日同胞として考えること、思うこと様々あり、そういう話ができた充実感があったようでした。花火大会など遊びも十分で満足できるサマーキャンプでした。

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