2016年10月11日火曜日

10.4南北共同宣言9周年記念在日同胞青年学生統一文化公演を行いました!

2007年10月4日に、韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正日(キムジョンイル)国防委員長が平壌で会談し、朝鮮の統一について具体合意をしました。その宣言が10.4南北共同宣言です。
それから9年を迎えた今年、「10.4南北共同宣言9周年記念在日同胞青年学生統一文化公演」を6.15青年学生協議会主催で開催しました。漢字が多くて噛みそうな単語ばかりですが、タイトルは文化コンサート「통일은 노래와 더불어(統一の世は、歌につれ)」です。
朝鮮半島の統一運動の中で、常に歌が歌われてきました。その統一の歌を今の在日同胞青年である私たちが歌って統一新時代を作ろうというコンサートです。

10.4宣言9周年の意義を確認
6.15青年学生協議会が主催ということで、私たち韓青、学生協といった韓国側の在日同胞青年・学生団体と朝青、留学同といった北側の在日同胞青年・学生団体が共同開催という形になりますが、とりあえず韓青出演者で集合し、今日の行事の意味などを確認しました。それから韓青として一日頑張りましょう!と気合を入れました。

既に終わったあとっぽいけどまだ何もしてない
頑張りましょう!って雰囲気のところにランチの焼肉を提示されてめちゃくちゃ頑張りまくります!ってなるやつ、グッドソリューションです。お腹が空いては良いパフォーマンスも出ないというもの。しっかり食べて備えました。

会場は普通のホール。広い
昼を食べたあと、会場の日本教育会館一ツ橋ホールに到着。客席も多く広いです。

舞台で実際に確認していく
着いたら早速リハーサルです。舞台で位置や流れを確認します。テキパキ動かないと怒られる雰囲気。本気が伝わります。

この時点で既に足が合ってないな
リハーサルで自分達の出演が無い間、自主練に励みます。韓青は歌と律動(踊り)の出演ですが、一番合わせなければならない律動を中心に練習。最初は「右足から」「手を上から、足は開いて」といった技術指導でしたが、だんだん「笑顔で」「楽しそうに」みたいな根性論になっていって面白かったです。
その頃歌チームは歌の合わせを別に行っていました。

P’sフラッグもついに完成
また、朝鮮半島の平和を求める声を写真で集めて展開していたP'sキャンペーンもここを目処にしていたのでフラッグにして入り口前に掲示しました。今まで様々な活動の中で少しずつやってきたものですが、こうやって集まって物になると達成感があります。

いよいよスタート
リハーサルを進めていくうちに時間になり開場しました。席は順調に埋まっていき、18時半になって開始。6.15青年学生協議会共同代表の挨拶や6.15委員会日本地域委員長の挨拶があった後、公演がスタートしました。

朝鮮学校合唱部の合唱
共同代表が宣言文を読み上げ
テコンドー演舞
統一を歌ったノレ
舞踊
内容としては映像、歌、演舞、舞踊、律動などです。途中、宣言文を共同代表が読み上げました。在日同胞の統一運動を追体験し、その中で今私たちがどうするべきかが分かる流れになっており、その時その時をテーマに各団体が出演する演目が設定されています。

「범청학련가」と「우리의 기치」を合唱
韓青と朝青で過去共同で作った統一の歌を今一度歌おうという歌の出演ではそれぞれの団体から選ばれた代表者が歌いました。

水色のTシャツが目印
大半が出演した律動「경의선 타고(京義線に乗って)」を韓青で披露しました。本番はしっかりこなし、6.15時代の最前線を体現しました。

「부르자6.15 되찾자6.15」を歌う
6.15青年学生協議会を構成する各団体代表者で合唱する演目もありました。全団体で文化公演を行う機会はあまりないので新鮮です。間奏中、舞台で出演者同士が急に話し出す演出が急すぎてウケます。いたって真面目なプログラムなんですけど。

統一列車で会場を周る
舞台上でもやってた
お気をつけてお帰り下さいみたいなアレ
最後は民族楽器や歌とともに統一列車で会場を周りまくって出演者が舞台に上がって終わりました。終了後は出演者で交流会をやって解散。

今回の10.4宣言9周年記念コンサートは、祖国韓半島の平和統一が在日同胞にとって最も大切な課題であり、そのために今を生きる青年・学生が6.15及び10.4南北共同宣言に基づいた統一を推し進めていこうという気持ちを共有できた文化公演でした。統一への機運を高めていく一歩として重要な行事になったと思います。

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